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以下は4月8日付『Spartacist』の付録を翻訳したものである。

この記事を書いている時点で、米国とイランの停戦状況は不確かであり、いつ崩れてもおかしくない。しかしながら、何が起ころうとも、反帝国主義者にとって重要な考慮事項は以下の通りである。

この停戦は、米国がイランを欺くための明らかな試みである。これは将来の交渉に向けた曖昧な約束の羅列に過ぎず、その真の目的は、米国とイスラエルが本当の圧力を感じ始めるまさにそのタイミングで、再編と再武装を可能にさせることである。また、この停戦はヒズボラを犠牲にし、ヒズボラをシオニスト国家と単独で戦わせるリスクをはらんでいる。それは完全な裏切りとなるだろう。米国とイスラエルの敗北を望む者は、次のことをはっきりさせなければならない。すなわち、我々は米国から実質的かつ重大な譲歩がなければ、停戦を支持することはできない。

トランプは、イランの10項目の和平計画が交渉の基礎となり得ると宣言した。すべての制裁解除、賠償金の支払い、ホルムズ海峡のイランによる支配、中東からの全米軍の撤退などを含むこうした10項目の達成は、確かにイランにとって大勝利となるだろう。しかし、トランプの言葉を信じる者は愚か者である。この「ディール」は、イランが戦闘を停止し、ホルムズ海峡を再開しなければならないことを条件に、将来の交渉に向けた曖昧な約束を並べたに過ぎない。これは罠なのだ!我々の要求は次のものでなければならない。その10項目が実行されるまで停戦はしない!イスラエルがレバノンを砲撃する限り、停戦は認めない!

停戦が発表されるやいなや、多くの反帝国主義者、パレスチナ支援者、社会主義者が勝利を公言した。これは荒唐無稽である。事態は流動的であり、この停戦をめぐって抵抗勢力内部で緊張が高まっているなかで、社会主義者が断固として立ち、米国との妥協を望むそうした傾向に反撃することはなおさら重要である。「大勝利」を称賛する者たちは皆、戦闘停止を望み、トランプの嘘を鵜呑みにしようとするイラン抵抗勢力内部の一派閥を助けているに過ぎない―それこそまさにイスラエルと米国が望んでいることなのだ。この帝国主義戦争に対する戦いを組織することが任務である西側の反帝国主義者にとって、「勝利」のおしゃべりは無気力な態度へと導くだけである。

我々は、3週間前、現在直面しているリスクについて警告した。そして次のように記した。

「もし…イランが再度、米国にとって都合の良い時期に和解を受け入れたら、我々が目にするのは、次の攻撃が始まるまでの小休止に過ぎないだろう。さらに、そうしたシナリオでは、イランが与える損害は、爆撃作戦がイラン社会に及ぼす壊滅的な長期的影響に比べれば、確かに微々たるものとなる。したがって、イラン革命防衛隊の、対立を継続しエスカレートさせる能力と決意に、多くのことがかかっている。」

—「米帝国主義を過小評価してはならない」、『Spartacist』付録、3月16日

曖昧な約束のために戦争を停止しようとする姿勢は、米国を前にして尻込みすることを意味する。これには抵抗しなければならない