https://iclfi.org/pubs/icl-ja/2026-chugoku-benezuera
以下は1月9日付『Spartacist』の付録を翻訳したものである。
トランプによるベネズエラにおけるあからさまな帝国主義侵略は、ラテンアメリカやグローバル・サウスの大衆にとってだけでなく、中華人民共和国にとっても衝撃的な一撃である。米国の海賊どもは、主に中国向けの石油供給を押収し、ベネズエラから中国、ロシア、キューバ、そしてイランの顧問を追放するよう要求している。では中国共産党の対応はどうか?「国際法」についての演説ばかりで経済的結び付きの維持を誓約するだけである。中国共産党がガザでの虐殺を防ぐため何もしなかったのと全く同様である。
中国共産党が張り子の虎のごとく振る舞えば振る舞うほど、その崩れかけている覇権を支えようと、ますます米国の略奪行為を助長するのである。マドゥロの転覆は、キューバ革命を破滅させ、イランや他の反抗的な政権に服従を強いる計画の足がかりだった。これこそ全て、中華人民共和国と正面から対峙するための土台を整えるためである。
トランプを非難するBRICS+の空文句は、米国にひれ伏していることを改めて示している。必要なのは、その代わり、世界の労働者と抑圧された人々に基づく反帝国主義統一戦線である。中国人民は国連決議とか「ウィンウィン」交渉で自身の解放を獲得したのではなく、帝国主義との苦闘を通して解放を勝ち取ったのだ。中国は今、そうした戦いを主導する力はある。しかし中国の指導部は、こうした進路に敵対している。なぜなら彼らは、死にかけているリベラルな世界秩序の破綻した諸制度すべてを支持しているからである。もう進路転換する時なのだ!
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中国は、トランプ関税に対抗するため、その経済力を使った。今日、もし中国がレアアースを米国に供給するのを停止すれば、トランプにマドゥロを解放させ、次なる暴挙を始める前によく考えさせうるだろう。
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中国は数兆ドルの外貨準備を保有している。その相当額をキューバに送るべきであり、インフラ再建を支援するため技術者を派遣すべきである。
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中国は、日米の侵略に対し本土を防衛するため、大規模な軍事力を構築してきた。それはよいことである!今こそ、その軍事力を、カリブ海とペルシャ湾で帝国主義者に対抗するため使わなければならないのだ!これは「帝国主義的」な動きではなく、真の帝国主義者から世界を守る方法である。
中国では、マドゥロの屈辱的な経験が「人民解放軍が台湾に侵攻し、賴清徳を逮捕できることを証明している」と主張する多くの荒唐無稽な説が流布している。こうした大言壮語は、中国の完全な屈服後の体面維持の仕方に過ぎない。実際、ベネズエラにおける米国の素早い勝利は、特に台湾をめぐって、米国による中国包囲網を強化するだろう。
中華人民共和国を防衛する最良の道は、中国が反帝国主義の闘争を主導することである。それは、グローバル・サウスにおいて数十億の人心をつかみ、米国や日本の労働者を自国帝国主義者に反撃するよう勇気づけることができるだろう。この戦略で重要なのは中国プロレタリアートである。世界的な生産において中心的役割を担ったこの勢力を動員すれば、帝国主義者の利潤を断ち切り、彼らが世界に押し付けている反動的な力学全体を変えることができうるのだ。中国共産党よ、へつらうな!帝国主義と闘え!

